ご挨拶
つくば医療問題弁護団
代表 弁護士 横田由美子
近年の医学の発達はめざましいものがあり、それにより私たちは、多くの恩恵を受けるようになりました。しかし、私たちは思いもかけずに、医療事故に遇うことがあります。その被害は、いずれも多様で複雑でしかも深刻です。
私たち、「つくば医療問題弁護団」は、少しでもそのような医療被害にあわれた方々の助けになりたいとの思いから、茨城県の主に県南の弁護士10数名の有志が、臨床医と共に日々勉強に励んでおります。
医療事故問題は、証拠が医療機関側に偏在し、内容も高い専門性を要求されるというような、通常の民事事件にはない困難な面が多々あります。
私たち「つくば医療問題弁護団」は、このような困難な点を克服して、医療被害を法的にとらえ、適正な解決を図ることで、医療被害にあわれた方々が、一歩を踏み出せるよう真剣に取り組んでいきたいと考えています。
また、安全な医療、質の高い医療の実現は、患者ばかりか、国民全体の悲願であることには、疑いがありません。
私たちは、医療被害にあわれた方々の権利を守るための手助けをさせていただくことはもちろん、かような活動を通して、医療事故の再発防止を目指すこと、ひいては全ての国民の医療レベルの向上に力を注いでいきたいと思います。
まだ、生まれたばかりの弁護団ですが、私たちの活動に対し、皆様のご理解とご支援により、大きく育てていただきたいと思います。
以上